先日、X県のH知事から請われて、私の地域活性化モデルの実施方法について1時間強の会談を持ちました。H知事は革新系の知事で、X県での改革にも熱心に取り組んでおり、前から会って話をする機会があればと思っていたのですが、ある人(人達?)の計らいで、それが実現しました。実際に会った印象は、イメージ通りの方で、ホッとしました。

実は、革新系を名乗る知事に会ったのは、これが初めてではありませんが、その別の革新系知事の印象は、「革新派を名乗っていても所詮はこの程度か」というのが正直なところでした。ところが、このH知事は違いました。会談の間、熱心に私の話をメモっていただけではなく、具体的な実施方法についても質問して来ました。私は、「私の知るところ、世界中で、私の提案している地域活性化モデルのような改革を実施したところはまだ無いので、実際にどうすれば成功するのかは、誰にも分かりません。しかし、私の考えるところで宜しければお話します」と言って、具体的な実施方法と問題点などについて話し合いました。

改革をどの程度の期間で完了すべきか、と言う話になった時に、私は遠慮して「少なくとも十年以内には」と言いましたが、知事は、「十年なんて待っていられないでしょう」と即座に返答しました。私は、この時に、この知事は本気だと思ったのです。最近マスコミでも取り上げられている革新系市長で、実際に改革に取り組んでいる人達でも、改革の完了には十年必要と言っています。私は、実のところ、十年かけて改革すると言っている市長達は、本気で改革を成し遂げる気がないのではないか、と疑っています。H知事に対して私は、「実は、私も十年は待てないと思っています。本当は、五年以内、出来れば三年以内が理想です」と答えました。そして、他の行政関係者と話した経験から、五年や三年という数字を出すと尻込みをされるからという説明(言い訳?)をした後に、三年で実施する方法について話し合いました。

H知事は、この会談のあと直ぐに羽田からX県へ戻るとのことでしたが、会談終了予定時間を二十分近くもオーバーして会談を終えました。そして、会談最後にH知事が言ったのは、「これなら出来そうな気がしてきた」でした。この知事は、再来月再選の選挙を控えていますが、X県では圧倒的な人気があるので、まず間違いないでしょう。

後日、H知事の政策秘書の方からメールがあり、先日の会談で話した改革案を選挙公約に盛込むとのことです。大きな楽しみが出来ました。この知事との会談内容の要約は、次回の談話で紹介します。